琉球識名院は、琉球王朝ゆかりの地、那覇市真地に、無量寿山光明寺の沖縄別院として建立された浄土真宗の仏教寺院です。
沖縄の世界遺産群のひとつである「識名園」の正面に位置し、十間四面(1辺18メートル)の大本堂は奈良時代の寺院建築様式が取り入れられ、青空に映える赤瓦の大屋根の棟には、この寺院を護る鴟尾が金色に輝いています。堂内を支えるのは、樹齢千年を超えるカナダ檜18本の大柱で、現代の木造建築としては類を見ない、梁·内柱のない天井垂木構造を持つ重厚で美しい寺院建築です。
本堂の脇には、当寺院に縁を持たれる方々の安らぎとご供養の場として、拝所(室内墓所:琉球御廟)が併設されています。
当寺院の役割は、お釈迦様が説かれた「無上覚の悟り」の心を人々に伝え、「こころの安らぎ」を得ていただく場所であることです。
また、仏教を中核とした人々の交流の場であり、文化芸術を発信する仏教寺院として、多くの方々に親しんでいただきたいと考えています。